らせ

NEWS

第3回日本森林医学会学術総会を終えて

第3回日本森林医学会学術総会を終えて

― 森林医学の新たな飛翔への挑戦 ―

 

2026年8月22日(土)・23日(日)の2日間、横浜国立大学教育文化ホールにおいて、第3回日本森林医学会学術総会を開催いたしました。

本学術総会は、「森林医学の新たな飛翔への挑戦」をテーマに、一般社団法人日本森林医学会の主催、横浜国立大学の共催、横浜市みどり環境局の後援のもと開催され、国内各地に加え、中国、台湾をはじめ海外からもご参加をいただき、盛会のうちに全日程を終了することができました。

初日の開会式には、共催の横浜国立大学より梅原出学長、また、ご来賓として、本大会にご後援を賜りました横浜市みどり環境局をご所管の平原敏英横浜市副市長、斉藤伸一 横浜市会議員にご臨席を賜りました。斉藤先生には、横浜市とのご縁をおつなぎいただきました。

そして、新田章文 衆議院議員にご来賓としてご臨席を賜りました。新田先生には、小泉進次郎 防衛大臣からのビデオメッセージの実現に格別のお取り計らいを賜り、当日は新田先生よりご挨拶を頂戴するとともに、小泉進次郎 防衛大臣からお寄せいただいたビデオメッセージを、会場にて放映いたしました。新田先生のご臨席とご尽力により、本大会の開幕に大きな華を添えていただき、学術総会の新たな門出を印象づける開会式となりました。

学術プログラムでは、市民公開講座として小池文人 横浜国立大学名誉教授による基調講演、李 卿 代表理事による講演が行われたほか、林野庁 森林整備部森林利用課 森業振興室 室長 鈴木憲一 様による特別講演をはじめ、シンポジウム、特別講演、一般口演など、多彩な発表と活発な議論が行われました。

シンポジウム「未来を見据えた行政・企業の森林空間活用 ― 森の健康と地域の健康」では、行政、企業、地域など多様な立場から森林空間の活用について議論が交わされ、森林医学を人の心身の健康のみならず、地域社会、観光、産業、環境、経済へと広げて考える貴重な機会となりました。

大会会長講演では、「森林医学の新たな飛翔への挑戦 ― マクロ森林医学と森林医療バランス・スコアカード(FM-BSC)による評価方法の提唱」と題し、森林医学を社会的・経済的な視点へと展開する「マクロ森林医学」の考え方と、その評価方法としてのFM-BSCを提唱いたしました。

また、ワークショップとして、「人力車で森林浴」の体験企画も実施し、森林医学を学術的に議論するだけでなく、実際に森林・緑地空間を体験していただく機会を設けることができました。

さらに一般口演発表も15演題があり、そのうち台湾から2演題、クロアチアから1演題の英語による発表もありました。

今回の学術総会を通じて、森林医学が医学・健康科学の領域にとどまらず、行政、地域づくり、観光、企業活動、環境、経済など、多様な分野と連携しながら発展していく可能性を改めて感じることができました。

さらに、海外からも多くの皆様にご参加いただいたことは、今後の国際交流、そして次なる国際学会へとつながる大きな一歩になったものと考えております。

本大会の開催にあたり、多大なるご支援、ご協力を賜りました横浜国立大学、横浜市みどり環境局をはじめ、ご来賓、ご講演者、座長、シンポジスト、協賛・ご支援いただきました企業・団体の皆様、そして大会運営にご尽力いただきましたすべての関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。

そして、ご参加いただき、本大会を盛り上げてくださったすべての皆様に、改めて深く感謝申し上げます。

本学術総会が、森林医学のさらなる発展と、新たな領域への飛翔につながる一つの契機となることを願っております。

 

第3回日本森林医学会学術総会
大会会長 加藤 郁夫
共同会長 氏川 恵次

Recent Post

Translate »